バストが垂れないか心配!ノンワイヤーブラの選び方

「ノンワイヤーブラだとバストが垂れないか心配」

という声を良く耳にします。

でも着け心地がラクな「ノンワイヤーブラ」はやめられませんよね。

今回は気になる「バストが垂れる」こと「ノンワイヤーブラの選び方」についてお話しします。

 

バストはなぜ垂れるのか

バストの中身は9割は脂肪、1割が乳腺組織でできています。
それをコラーゲン繊維で構成されたクーパー靭帯で支えています。
そしてクーパー靭帯は、一度損傷すると元には戻らない特徴があるため下垂してしまいます。

バストの下垂の原因は大きく分けて「加齢による変化」「生活習慣による変化」に分けられます。

 

加齢による変化

 

「加齢による変化」は大きく3つに分けられます。

 

皮膚のハリの低下
バストやその周囲の皮膚の弾力性や柔軟性が低下することで、バストを支える力が弱くなって下垂する。

 

ホルモンバランスの低下

ホルモンバランスが変化することで、「脂肪」と「乳腺」の割合が変わり、乳腺が脂肪に置き換わることで、脂肪の割合が増えて柔らかく垂れやすくなる。

 

加齢によるクーパー靭帯の伸び
バストを支えるクーパー靭帯が、加齢によって伸びやすくなり、損傷を受けることで下垂する。

 

生活習慣による変化

 

生活習慣による変化」は大きく4つに分けられます。

 

姿勢の悪さ

猫背で胸が圧迫され血行不良になり、女性ホルモンがバストに届きにくくなり、乳腺が衰えます。

また、猫背を続けていると、筋肉が衰えてバストが垂れる原因になります。

 

急激な体型の変化

短期間でバストが急激に大きくなると皮膚と胸を支えるクーパー靭帯が伸びて下垂してしまいます。

産後にバストが垂れたと感じるのはそのせいです。

 

皮膚の乾燥

バストも潤いがなくなり乾燥してくると、皮膚のハリがなくなります。

ハリがない皮膚でバストを支えていると下垂してしまいます。

ボディークリームなどで潤いを与えることが必要です。

 

合わないブラジャーの着用

サイズの合っていないブラジャーの着用やノーブラは下垂の原因になります。

大きいとバストがブラの中で動いてクーパー靭帯を痛めてしまいます。

小さいとはみ出たりして体型がくずれるほか、血行不良になってしまいます。

シーンに合わせてブラジャーを選ぶことも下垂対策の重要なポイントです。

 

シーンで選ぶノンワイヤーブラ

ノンワイヤーブラにかかわらず、重力や揺れによるクーパー靭帯の衰えが下垂と大きく関係しています。

「加齢による変化」は避けれませんが、「生活習慣による変化」は少し気をつけることで予防することができます。

シーン別に使い分けることで、ノンワイヤーブラでも下垂予防は可能です。

 

スポーツや軽い運動をする時

サポート力・・・強

スポーツ時のバストの揺れには1番に気をつけないといけません。
運動や動きに合った「サポート力」のあるスポーツブラを選びましょう。

合っているかを選ぶポイントは「バストの揺れ」「肩紐のズレ」「ブラカップのズレ」がないものです。
揺れないためにもしっかりと押さえる力が必要です。

 

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日常&外出時

サポート力・・・中

日常、外出時は前屈みの姿勢になることが多いため、重力が下向きにかかることが多くなります。
ノンワイヤーブラを選ぶ場合は上向きに持ち上げられるものを選びましょう。

また、寄せてあげるバストメイク力のあるものを選ぶことで、アウターをキレイに着こなすことができます!
背中の段差ができないレースのものや、脇から背中にかけて幅広タイプのブラを選ぶことで、ラクをしながらでもスタイルが良く見えます。

 

リラックスタイム

サポート力・・・弱


お家でゴロゴロリラックスする時間は、サポート力は弱いものでOK。

気持ち良い天然素材のものや、可愛いデザインや柄にこだわって「幸せホルモン」セロトニンを分泌させて、心のバランスを整えましょう。
セロトニンはアンチエイジング効果もありますよ。

 

就寝時

サポート力・・・中

睡眠中に着用するノンワイヤーブラは、睡眠中の動きや重力に対応できるものを選びましょう。
睡眠中のバストにかかる重力は前後左右さまざま。
バストをしっかり包み込んで、前後左右に流れないものを選びましょう。

うつ伏せ寝は、上半身の重みでバストが押しつぶされた状態になり、バストが背中や脇に流れ安くなるので、仰向け寝や横向き寝をおすすめします。

 

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まとめ

ノンワイヤーブラを着けることによって、バストが垂れるというわけではありません。
ノンワイヤーブラを着用すると重力や揺れによる影響が多いとされていましたが、今は種類もたくさん増えています。

シーンに合わせて、振動などの外部からの刺激からバストを守ることなど、バストへの負荷を少なくすることが大切です。

そして自分のバストにフィットするブラジャーを選ぶことです。
もちろん適度な運動や食事も大切です。
ぜひ参考にしてみてくださいね。


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