貧乳さん向け！ナイトブラの選び方

今回は美胸をキープするための「ナイトブラ」についてのお話です。

「ナイトブラ」は大きいバストの方に必要だと思われがちですが、小さいバストの方にも着用した方が良いことはご存知でしょうか。
では貧乳さんはどんな「ナイトブラ」を選べば良いのでしょうか。

日本人の体型は食べ物や生活習慣の変化によって変わりつつあります。
1980年にはAカップが半数以上でしたが、今はBカップ、Cカップが多いのだそうです。

しかし、自分のカップがだいたいでしか把握できていない方も多いので、この結果となっており本来もう少し大きいのかも知れません。

※マイナビウーマン調べ
　調査日2022年3月17日
　調査対象20歳から39歳の女性
　調査人数200名

さて、きちんと下着を選ぶためには骨格体型を知ることが必要です。

アウター選びのための骨格診断が最近定着していますが、下着選びではまた別の骨格診断が必要です。

 人の体型は立体的な「欧米体型」と平面的な「モンゴル体型」があることはご存知でしょうか。

「欧米体型」は身体に厚みがあり、前から見ても横から見ても差が少ない骨格で、「モンゴル体型」は、横から見て身体に厚みがなく正面から見たら幅がある骨格です。

日本人が貧乳さんと言われやすいのは、骨格にも関係があり日本人の8割はモンゴル体型なのです。
モンゴル体型のバストはもともと横広がりになりがちです。
バストは横に流れやすく、平たく見えます。
そして横幅が広いので、バストの左右間隔が広くいわゆる「離れ胸」となります。
また、バスト上部のデコルテが削げやすい特徴もあります。

日本人女性の肌はきめ細かく、しっとりとしてきれいで柔らかいです。
日本人女性が羨ましがられる部分ですね。

そして日本人のバストは脂肪の割合が高く、柔らかいという特徴があります。
柔らかいだけに脇や背中へと流れやすいのです。

私が20年色々なサイズの女性のバストを見てお話を聞いてきたところ、バストが小さい方には共通の特徴がありました。

それは、小さいからとワイヤーブラを使用せず、ノンワイヤーやカップ付きの脇に流れやすいブラを常用していること。
柔らかできめ細かい肌の日本人のバストは大きい小さいにかかわらず脇に流れてしまいます。
流れてしまったことで貧乳さんになっている可能性があるのです。

しかし、流れやすいが、戻りやすい。
こんな言葉を耳にしたことありませんか？
「背中のお肉も二の腕のお肉もお胸です！」
本当に？？と思いますが、きちんとした下着を選んでつけることで、流れたお肉は胸に戻してくることができるのです。

大きいバストの方はバストが流れないように、ナイトブラが必要だと思いますが、貧乳さんでも寝ている間にバストは流れます。流れるお肉が多いか少ないかの差になるので、放っておくとさらに脇や背中へ流れてしまいます。

そんな訳で、ナイトブラは必要なんです。

流れないのはもちろん、貧乳さんには、流れたバストをしっかり寄せてくるナイトブラをおすすめします。
きつ過ぎるものは睡眠を損なうため、程よいホールド力のあるものを選びましょう。
流れたお肉を毎日「もどれもどれ」と背中から軽く寄せてくることで、流れたお肉はバストであったことを思い出し、そこに定着するのです。

そして肌が乾燥していると柔らかいお肉が寝ている間にさらに流れてしまうため、潤いを与えてあげることが大事です。
しっとりするボディクリームなど保湿効果の高いクリームでバストに潤いを持たせて、流れないようにすると良いです。

日本人は長所であるきめ細かい柔らかい肌と、モンゴル体型が多いアジア人の特徴で、どうしてもバストが流れやすい条件が揃ってしまいます。
小さいバストの美しさをキープするためには、ナイトブラで日々のケアが必要です。
日本人のバストは年々成長していますが、肌の柔らかな質感はやはり日本人の特徴なので流れやすいことは間違いありません。
きちんとした『ナイトブラ』をつけることで、10年先もキレイでいられることは間違いありません。